ソロキャンプを始める為に準備するべき道具リスト
ソロキャンプの魅力
他人に迷惑をかけさえしなければ、気をつかわずに好きな時間に好きなことをする事が出来る
他人が自分に制限をかけることがありませんので普段仕事や子育てに追われるお父さんやお母さんもソロキャンプをしてしまえばとにかく自由を得られるのです
そんな制限のない非日常での「自由」こそがソロキャンプ最大の魅力ともいえます
誰にも気を遣うことなく、大自然の中で昼寝をしたり、テントのなかでひたすら読書をしたりと思う存分自分の好きな事をして過ごす時間は日ごろの疲れをきっと癒してくれるでしょう
目次
必要な道具一覧
そんな ソロキャンプをするために必要な道具を揃えることも愉しみの一つといえます、自分の好きな道具を揃えることでキャンプの質は格段に上がります
最低限必要と思われる道具とそれぞれの選ぶポイントをまとめてみました
出発してしまうと他に頼れる人がいないのもソロキャンプ、しっかりと準備しておきましょう
一人用テント
ソロキャンプをする上で重要なテント選びの基準は次の3つです
- テントのサイズ
- テントの重量
- 設営のしやすさ
これらは移動手段とキャンプスタイルによって決めましょう
車であれば多くの荷物が積みこめるので重量は気にせずに済みますが、バイクでは持てる荷物が限られてきます
ソロキャンプは設営から撤収まで全部一人でこなさなければならないので、設営・撤収のしやすさも重要なポイントになります
1人用テントの表記で一般的にあるインナーテント幅のサイズは最低でも100cm以上、高さも120cmほどは欲しいところです
荷物を置くスペースを考えてあまりに小さいものは避けた方が無難だと思います
前室と呼ばれるタープが一体になったテントのタイプだと靴置き場や荷物置き場にもなり便利です
快適な居住・睡眠スペースを確保するためにも自分の求めるサイズ感を把握しておきましょう
同じ大きさである場合、テントの重量に最も影響する部分はポールの材質です
アルミに比べてジュラルミンの方が強度も軽さもはるかに優れています
もちろんポールの材質がよくなると、その分値段も高くなってしまいます
チェア
ソロキャンプでのチェア選びのポイントはコンパクトに収納ができ持ち運びがしやすいかどうかです
最近流行りのカーミットチェアは手軽に運べるように開発されていて、安定感もあり快適にゆったり座れておすすめです
シュラフ
シュラフ(寝袋)を選ぶときに大事なのが、そのシュラフの最低使用温度です
どんな季節に使用する機会が多いのかをよく考えて選びます
また、形は大きく2種類にわかれ、スッポリと体を包むマミー型と圧迫感が少なく布団のようなレクタングラー・封筒型がありますが、こちらもキャンプスタイルに合わせて選びましょう
マミー型の方が、コンパクトになるものが多くありソロキャンプにおすすめです
シュラフマット
シュラフマットは、シュラフと床の間に敷く夜の睡眠の質を左右する重要なアイテムです
地面の凸凹を吸収し、冬場は床からの冷気を、夏場は逆に地面の熱を遮断してくれる断熱効果のあるマットです
マットの断熱性能を表す指標として「R値」があり、R値が大きいほど熱が逃げづらく、断熱材として優秀ということになります
■シュラフマットの選び方はこちら
ランタン
ランタン次第で、キャンプは何倍にも楽しく快適に、そして最高の空間になります
大きく分けるとガス・ガソリン・LED等ありますが最近はLEDライトをランタン型にしたLEDランタンが主流です
それほど広く明るく照らす必要のないソロキャンプではランタンは1つか2つで十分です
光量の大きいランタンをメインランタンとテーブルランタンとして共用して、光量の小さいものをテントランタンとするのがよいでしょう
■ 参考に光量をわかりやすく比較しているマスターさんのブログです
ソロキャンプでは食事時でも150lm以上あれば十分なようです
ストーブ
主にガスカートリッジ・カセットガスとホワイトガソリンを使うタイプが主流です
コンパクトさを売りにしているものや、火力勝負のもの、アイデアものなど、各アウドドアブランドが持つ技術の結晶を楽しみながら見てみるのも商品を選ぶ決め手となります
最近のシングルバーナーは炎を広げずに真上の一方向に噴出して熱効率を上げるタイプが主流になってきています
また燃焼に効率のいい空気の流れを作り出し、少しの薪で驚くほどの火力が得られるウッドストーブも人気です
ウッドストーブの中でも特に人気の高いものは安定した火力のソロストーブです
小型でありながら調理や暖をとる焚き火として使うのに充分な火力を提供してくれます
ミニテーブル
ソロキャンプでは、収納性が第一ですのでテーブルのサイズは30✕20cmくらいでも事足りますが、収納に余裕があるのなら、テーブルは大きめのものを選びましょう
調理台としても使用する場合は、天板が金属タイプのものが耐熱性があり、しっかりしていておすすめです
最近の人気は脚の各部が長さを自由に調節できロースタイル・ハイスタイルの両方に対応出来るタイプのテーブルで、安定感が高く、凸凹な地形でもしっかりと立てることが可能です
焚き火台
最近ではどこのキャンプ場も直火禁止が増えてきた為、焚き火台も必須アイテムとなっています
焚き火台は大きくBBQグリルと兼用の焚き火台と、炭床の部分がクロスやメッシュになっているものの2つに分けられます
ソロキャンプには重量や収納の面からメッシュ型がおすすめです
クッカー
ソロキャンプの時に調理する鍋やフライパンのセットをソロクッカーと呼びます
クッカーには大きく分けて、深型と浅型の2つの形があります
一般的にソロキャンプに向いているのは、ガスカートリッジ等がすっぽりと入りバッグパックに収まりの良い深型だと言われてますが熱の回りにムラが出やすいため煮込み料理や、炒め物には向きません
浅型クッカーの方が調理しやすく、そのまま食器としても使用できることを考えると浅型の方がソロキャンプには向いているのではないかと考えています
素材にはアルミ・ステンレス・チタンがあり調理のしやすい熱伝導性(アルミ)を取るか、持ち運びやすい重量(チタン)を取るかで選びましょう
カップ
サイズと軽さから、ソロキャンパーの必須アイテムであるシェラカップは、カラビナにつけられて持ち運びにも便利
お湯を沸かしてコーヒーを飲むだけでなく、料理、炊飯までこなすスグレモノです
もちろん機能性重視だけではなくおしゃれなカップを持って行くのもキャンプの楽しみ方の一つです
カトラリー
まずカトラリーとは箸やスプーンのことです
多くの場合、キャンプでは割り箸や使い捨てのスプーンを使って料理を食べているのではないでしょうか?
カトラリーにもこだわればキャンプの質は格段に上がります
木のカトラリー、シルバー製やステンレス製のカトラリーなどそれぞれのシーンに合った使い方をすることでキャンプ空間をより魅力的に見せてくれます
ソロキャンプにチャレンジ
いつもとは違う環境で大好きな道具を身の周りに置いて、星空を眺めながら、ランタンの淡い光を見つめながら、ゆったりとした時間をすごせばきっと新たな発見もあるはずです
ソロキャンプ、是非チャレンジしてみてください